SoutoIkedaの気まぐれブログ

書籍の感想を気まぐれにアウトプットするブログ

5/28 アウトプット 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本を読んで。

 

 

 

ブログ記事投稿2日目になります。今日も執筆していきたいと思います、よろしくお願いします!この本ですが、1周目は読み終わり2周目に突入しました。個人的に大事だと思ったポイントをアウトプットしていきたいと思います。

 

この本の冒頭は、そもそも人事担当者がなぜエンジニアリングの知識を身につける必要があるかといった議論からスタートします。一つの理由として、エンジニアの転職求人倍率が異様に高いからというのが挙げられますね。下の図は、パーソルキャリアさんが月次で出している「転職求人倍率レポート」です。

 

業種別の転職求人倍率【グラフ】

出典:パーソルキャリアdoda「転職求人倍率レポート」

URL: https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/

 

2020年4月現在で約8倍ですね。つまり、一人の求職者に対して企業が8社いる状況です。このような情勢下では、競合他社を調べ、自社の魅力を求人票で打ち出し、母集団を形成することがマストになりますね。その際に、現場のエンジニアとコミュニケーションをとっていかなければなりませんから、エンジニアリングの知識は必須になってきます。

 

求人倍率が高い→人事担当者がエンジニアリングの知識を学ぶ必要性という因果関係はわかりましたが、続きではもう少し踏み込んだ議論をしています。では、そもそも自社採用の母集団となり得るエンジニアはどれくらいいるかという話ですね。要は分母です。以下の要件で考えてみましょう。

 

要件:Rubyが使えるエンジニア/東京勤務(=東京在住)/ミドル層以上の中途採用

 

出典:LAPRAS HR TECH LAB「国内エンジニアのスキル分布 特定のプログラミング言語のスキルを持った人はどれくらいいるのか?」

URL: https://hr-tech-lab.lapras.com/analysis/hr-data-analysis-3/

国内のエンジニアは約92万人と言われているので、92万人×23.6%(Rubyエンジニアの割合)=約21万5千人

21万5千人×11%(東京在住)=約2万4千人 2万4千人×50%(ミドル層以上→上位50%以上と解釈)=1万2千人

 

この時点で全体に占める上記要件のエンジニアの割合は約1.3%になります。ちなみに、この割合は転職を考えていない候補者も含まれているので、転職者層だけにフォーカスするともっと割合は低くなります。

 

長くなりましたが、結論、ただでさえ少ない対象者を惹きつける為に、多くの競合企業と戦わなければいけないということですね。ということなので、エンジニアリングの知識は今後大事になってきます。今日はこの辺で!ありがとうございました。