SoutoIkedaの気まぐれブログ

書籍の感想を気まぐれにアウトプットするブログ

【5/29 アウトプット】新規事業の実践論を読んで。

本日初投稿になります。よろしくお願いします。今日は、新規事業の実践論第8章をアウトプットしていきたいと思います。初投稿なのでライトに。

 

(p264〜) アイディアを評価しないでください

以前私のTwitterでも書いたかと思いますが、新規事業開発におけるENTRY期、MVP( Most Viable Product)期で、その事業は儲かるのかといった議論をすることは不要だと述べました。作者の麻生要一さんは、この項で再度その理由について論じています。おさえておきたいのは、上記のようなアーリーフェーズでは、元々の事業案が仮説検証を重ねていく内にコロコロ変化するということですね。変化していく前の事業案に対して、儲かるかとかそのような評価を下すことはあまり意味がないと考えられます。では、経営者(ここでは社内起業にフォーカスをしているのでVCなどの投資家は除く)はどのような軸で評価をすれば良いか。麻生さんは、「その人/チームが300回の仮説検証を回せるだけの強いチームか(強い想いを持っているか)」で評価すべきだとおっしゃっています。300回って気が遠くなる数字ですね。強い想いを持っていないと、すぐ心が折れてしまいそうです。経営者の方は、ひとたび「このチームは300回仮説検証を繰り返すことができるだけの強さを持っている!」と評価を下したのであれば、後は応援し見守ることが大切です。その間にアドバイスという名の無駄な会議を設けたり、仮説検証サイクルが止まってしまうような働きかけをするのはNGです。

 

ということで、新規事業開発の初期段階(ENTRY〜MVP期)における大切なポイントをおさらいしました。今回はこの辺で!ありがとうございました。